My Story

“This is the true joy in life, the being used for a purpose recognized by yourself as a mighty one . . .”

「人生における本当の歓びは、自分が大切だと信じる目的のために自分が使われることである」

これは、私の手帳にいつも挟めてあるジョージ・バーナードショーの一節です。

自分は全世界が環境的に持続可能で、社会的に公正で、精神的に充足した社会を次世代に残したい。

それが自分の使命であると考えています。

私はこれまでに、カンボジア、ベトナム、マダガスカル、ミャンマーといった国々に、ボランティア活動で訪れる機会がありました。また人類史上最大の負の遺産であるアウシュヴィッツやポルポト政権下の虐殺の場にも足を踏み入れました。

一方で、全米を横断し、緑溢れるイエローストーンやアリゾナの大地で一人、地球の一部としての自己の存在と使命を見つめなおした経験もしました。

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Grand Teton National Park, 2003

地球という惑星の偉大さ、美しさに心を奪われた経験と共に、目を背けたくなる影の世界もこの目で焼き付けてきました。

自分の人生に大きな影響を与えた旅は、2009年に訪れたカンボジア。

プノンペン郊外にステミンチャイと呼ばれるゴミ山です。息もできないほどの異臭が今でも忘れられません。

そこにはプラスチック容器、粗大ごみ、タイヤ、時には注射針など危険なものも山積みになって捨てられています。

我々が豊かさを追求して生まれたすべての排出物がここに集まっているようでした。

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Stung Meanchey, Cambodia, 2009

 

辺りには小さな子供たちが生計を立てるため、ゴミの中から金属品を掘り出しています。

彼らの服装はボロボロで、足元を見ると足が黒ずんでおり、足に大量のハエがたかっていたことが鮮明に記憶に残っています。

なぜ、自分の息子と同じくらいの小さな子供がこんな環境で生きなければならないのか?

私は言葉にならない悲しみと無力感を覚えました。

それと同時に、もしかしたら自分達がこうした世界を創りだしているのかもしれない.。

先進国に生まれた人間としての使命を何か果たさなければならないと強く思った瞬間でした。

 

私はこれまでビジネスコンサルタントとして、多くの企業の経営、人材育成、組織開発に携わってきました。9年間のキャリアで約200社以上、1万人以上の皆様に対して研修、コンサルティング、コーチングをして参りました。

ただ一方で、従来型の問題解決手法では人や組織の深い問題、そして社会的課題を解決することに限界を感じるようになりました。また、経済成長こそが全てという価値観にも疑問を持つようになりました。何よりも、自分自身が幸せとなり、目の前の人を愛すことができない限り、自分の使命は果たせないことにも気がつきました。

そこで行き着いたのがシステムコーチング®サステナビリティ(将来の世代の ニーズを満たす能力を損なうことなく、現在の世代のニーズを満たすような社会づくり)というアプローチです。

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今こそ、ビジネスの世界からの真の“Leadership for Sustainability” を。

これまで当たり前だとされてきた「パラダイム」が大きくシフトしてきています。

物質的な豊かさから、精神的な豊かさへの時代が動き始めています。また、我々の見えない範囲で確実に気候変動、環境破壊の問題は深刻化しています。成熟した日本こそが、世界に対して新しい生き方、新しい在り方を示していく必要があるのではないでしょうか?

私はこれまでの自分の経験、強みを生かして、ビジネスセクターからの変革を導いていきたいと考えています。ビジネスの世界こそがサステナビリティを実践する必要があり、グローバル規模で大きなポジティブインパクトを与えることができると信じています。

勿論、一部の企業はサステナビリティの重要性を理解しはじめています。しかし、多くの企業は綺麗なCSRレポートを作成すること、表面的なブランドイメージの向上、経費削減レベルの活動で終わっています。未だサステナビリティと利益はトレードオフと捉え、トップレベルからの意識変革、事業のメインストリームとしての変革は生まれていません。

私はこれまで、NPOに所属しながらサステナビリティに関するワークショップを開催するなど草の根の活動をしてきました。活動を通してわかったことは、問題意識がある人は、既に個人レベルで貢献しているということ。多くの環境活動家などは、その世界で留まっており、ビジネスセクターには全くメッセージが届いていないということ。そして、個人の想いだけでは限界があるということです。

 

ビジネスの世界からサステナビリティ変革を起こす。

システム全体を捉えることができるバランス感覚を持ったリーダーシップを。

我々が創り上げてきた現代社会の夢から目覚め、認める覚悟

 

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Foundations for Leadership by Peter Senge at Boston, 2013

 

これは、資本主義社会で生きてきた私たちにとって壮大なチャレンジです。

正直、今の自分には見えていない部分はまだまだ沢山あります。

しかし、向かうべき道、方向性は正しいと信じています。

まやかしでない本質的なサステナビリティとは一体何なのか?

“サステナビリティ”というレンズを通しての新しい時代のリーダーシップを探求し、実践していきたいと思います。

2015年1月1日

東 嗣了 Hideaki Azuma

株式会社SYSTEMIC CHANGE 代表取締役 / コンサルタント / 組織変革コーチ
米国オレゴン州ウィラメット大学アトキンソン経営学大学院MBA
CRRグローバル認定 関係性システムコーチ資格 ORSCC
米国アリゾナ州立大学 サステナビリティリーダーシップ学エグゼクティブ修士(日本人初)

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